カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
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舞台で十八番の「医学漫談」を披露するケーシー高峰さん(C)朝日新聞社
舞台で十八番の「医学漫談」を披露するケーシー高峰さん(C)朝日新聞社

 2021年の初めにあたり“今年への思い”を語ってくれたお笑い芸人のカンニング竹山さん。突然飛び出した“ケーシー高峰さん”宣言!? 一体、2021年、何をしかけようとしているのか?

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 あけましておめでとうございます。2021年、新年にあたり、まず一番不安なのはコロナどうなるんだっていうのは誰しもそう思いますよね。本当に終息するのか? 終息しなかったときに2021年はどうなってしまうんだろうとか。東京オリンピック・パラリンピックの開催の問題もあるじゃないですか。身近な話だと、芸人の若手が芸人の仕事を辞め出してきていますよね。今現在も後輩に聞くと、特に若い子たちがたくさん辞めていっているそうです。今そんな状況だと、仲間が辞めていくというのはこのまま続いていくのかなと不安です。

 考えるだけで不安なスタートですが、2021年はYouTuberという人たちがいなくなるんじゃないかなと思っているんです。最近、YouTuberってあまり聞かくなったワードじゃないですか。TikTokerは聞いても。YouTuberって、もちろんいるにはいるんだけど、YouTubeで一旗揚げるぞっていうのが難しくなってきているんじゃないかと。テレビに出演している人たちがYouTubeに参入しきってしまったからだと思うんですけど。逆に人気のYouTuberもテレビに出だしてしまっている。だから、YouTuberという文化が終わっていくのかなという気がしています。

 何かしら新しいSNSが始まっていくのかとは思います。SNSの長期政権ってないじゃないですか。昔、2ちゃんねるやmixiから始まって、Twitterだインスタグラムだっていうのは長く続いているほうですよね。LINEが勢力を強めて、TikTokが出てきて。いろいろ出てくるからSNSの天下ってないんだろうな。どんどん進化して新しいものが出てくる。

 そんな中で、2021年個人的にやろうとしているのが、なんとなく頭の中で考えているのはeコマースですよね。テレビとネットとがっちゃんこで何かデカいことできないのかな。テレビで言うと通販、ネットでいうとeコマース、これをくっつけたものができないのかな。

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”俺はケーシー高峰に”と語る真意は?