(注1)インフルエンザによる直接死と、原疾患が悪化して死んだ間接死を合わせたインフルエンザ超過死亡の推計。
(注2)たとえ自分が損をしてでも、他人が得をしないように足を引っ張る行為。
中野信子(なかの・のぶこ)/1975年、東京都生まれ。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。東日本国際大学教授、京都芸術大学客員教授。最新の脳科学・脳認知学の成果をわかりやすく解説することに定評があり、テレビ「ワイド!スクランブル」金曜コメンテーター。多数の著書があり、今月、『生贄探し暴走する脳』(共著)刊行予定。
和田秀樹(わだ・ひでき)/1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業後、同大学附属病院精神神経科、老人科、神経内科で研修。現在は国際医療福祉大学赤坂心理学科教授、和田秀樹こころと体のクリニック院長などを務める。心理学や受験指導に関する書籍を多数執筆。今月、『孤独と上手につきあう9つの習慣』が文庫化予定。
>>【後編/テレワークが命を救った? 和田秀樹の「自殺者急増」予想が外れた理由】へ続く
※週刊朝日 2021年4月16日号より抜粋