「『ぴったんこカン・カン』(TBS系)の“吉田羊の酒場放浪記!”で見せるほろ酔いの表情は一番素顔に近いと思います。舞台出身だけあり演技力も抜群、母親役も大人の女役も、コメディーもクールな役もなんでもこなせるので、演出家や俳優から指名されることも多く、共演したい女優として必ず名前があがる一人です。
劇団員時代は引越し業者や葬儀屋、コンパニオンなどさまざまなアルバイトを経験しましたが、前の事務所に入ると同時に女優業に専念するためにアルバイトは一切禁止。生活費は事務所が出世払いとし肩代わりしていた時代がありますから、彼女自身も“お仕事をいただけることに感謝”と断らないので、引っ張りだこです」(テレビ関係者)
自分に厳しく演技にはストイック。でも、お酒好きでお人よしな一面ものぞかせる。そんなギャップが共演者やスタッフをひきつけてやまないのだろう。(宮本エミ)