浅沼さんと同じくトークショーに登壇した音楽プロデューサーの松林天平さんは元ワーナー・パイオニアでクイーンを担当していた。初来日から同行し、武道館での初コンサートの模様をこう振り返る。
「貴公子然とした外見は少女漫画のキャラクターのよう。クイーンが出てきた途端、会場は大混乱になった。観客のなかには失禁した人もいて、床がびちゃびちゃになったという逸話があるくらいです」
そして、松林「ロックでありながらクラシックやミュージカルの要素もあるクリエーティビティーと、メロディアスで気品のある曲が時代を経ても古びることがない魅力になっている」と言う。(角田奈穂子=フィルモアイースト)
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※週刊朝日 2021年5月7-14日合併号