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単身赴任の家を出たまま行方が分からなくなっていた中日前2軍投手コーチの門倉健氏が6日夜に自宅に戻ったと、妻・民江さんが門倉氏のブログで7日に明らかにした。門倉氏は医師の診察を受けた結果、うつ病と診断され、当面の間は治療と静養が必要な状況だという。
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ブログは「報道関係者の皆様、ファンの皆様へ」という書き出しで、「夫、門倉 健が昨夜、無事、自宅に戻りましたことを謹んでご報告申し上げます。皆様にはこれまでご心配をおかけし、大変申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます」と謝罪と共に報告。
「私たち家族は無事に帰って来てくれたことにとても喜んでおりますが、医師の治療を要する状況と思われたため、本日、医師の診察を受け、うつ病と診断がありました。当面の間、治療と静養が必要な状況です」と伝えた。
そして、「本来であれば、門倉本人が自ら、関係者の皆様に事情をご説明しお詫びを申し上げるべきところですが、私たち家族すら失踪の理由やこれまでの経緯を聞くことが出来ない状態です。今後は暫くの間、医師の指導に従い、治療に専念したいと思います。この度、本人の回復を待って、改めて、その機会を設けさせて頂ければと思います。皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます」と綴った。
門倉氏は5月15日以降、中日でコーチを担当するファームの練習を無断で休み、連絡が取れなくなった。翌16日に家族が愛知県警に捜索願を出し、行方を探していた。
スポーツ紙の遊軍記者によると、中日の選手から「門倉さんが見つかってホッとしました」と連絡が来たという。
「退団してしまいましたが、門倉さんを慕っている選手たちは多いです。失踪の後に横浜市内で見つかったという情報がメディアで流れたのに、『確認された事実がない』と家族が発表していたので本当に無事なのか、中日の関係者だけでなく、他球団の選手、首脳陣、OBも心配していました。行方が分からなくなったのは色々事情があったのでしょうけど、それは個人的な問題だから深く立ち入る必要はない。とにかく無事に見つかってよかった。うつ病が心配ですがゆっくり休んでほしいですね」