──多忙になっても丁寧な対応は変わらない山崎さん。「すべてのことを仕事とは思っていない」と話すが、もしやインタビューも?
山崎:どうですかね(笑)。自分も楽しみたいなという気持ちは大きいかもしれません。僕はいつも「どうやったら人に喜ばれるか」ということだけを考えています。常に文化祭の前みたいな感じ。好きで楽しくやってるだけなので、何をするにも仕事なんだという感覚がないのかもしれません。僕はエンターテインメントが好き。どうすれば作品をより良くできるのか、お客様に楽しんでもらえるのかがすべてなのです。
(構成/構成・坂口さゆり)
山崎育三郎(やまざき・いくさぶろう)/1986年生まれ、東京都出身。舞台やコンサート、ドラマなど幅広いジャンルで活躍。NHK大河ドラマ「青天を衝け」に伊藤博文役で出演。「billboard classics 山崎育三郎 Premium Symphonic Concert Tour 2021 ─SFIDA─」が6月15日を皮切りにスタート。
※週刊朝日 2021年6月25日号より抜粋