
AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2022年12月5日号では、Co-Creations代表の茂木健太さん、テレビ東京でプロデューサーを務める工藤里紗さん夫婦について取り上げました。
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夫27歳、妻27歳で結婚。息子と3人で暮らす。
【出会いは?】大学時代のストリートダンスで知り合う。一目惚れした健太からのアタックで交際を開始。
【結婚までの道のりは?】20歳から付き合い、7年で結婚。
【家事や家計の分担は?】特に分担はなく、気づいた方がやっている。息子の勉強は妻、運動や遊びは夫がメイン。財布は別々にしていて、家計は共同口座でやりくり。
夫 茂木健太[42]Co-Creations 代表
もてぎ・けんた◆1979年生まれ、埼玉県出身。2002年、東京理科大学卒業。18年から現職。ベンチャー企業の経営者・リーダー向けにコーチング、組織・人事コンサルティングを提供。最高の合宿を増やすことで最高のチームを増やす活動「合宿人」も立ち上げている
第一印象はふわふわして、かわいらしい感じでしたが見事に裏切られました。話してみると、学生の頃から視点がグローバルで物事をしっかりと考えている。ギャップにどんどんひかれていきました。
いつも興味の幅が広く、リサーチで得た情報を仕事にも家庭にもつなげていく力がすごい。エネルギッシュに活躍する姿を尊敬しているし、いつも一番応援したい人です。

自分の世界を広げてくれる存在でもあります。学生時代、デートで女性とご飯を食べたら男性が多く払う風潮があったけど、里紗にとっては1円単位まで割り勘するのが当たり前。うすうす変だ、と思っていたことをやっぱり変だったなと気づかせてくれます。
結婚してからは泊まるところを決めずに自転車の旅に出かけたり、保護猫を飼い始めたりして、どんどん世界が広がっています。結局2人とも新しい体験を楽しむことが好きなんだと思います。
これからも一緒に面白いこと、チャレンジングなことをしていこう。