なぜ「まさかの」と言ったかと言うと、この時(2016年夏)は、RSは冬にかかる人が多い病気と言われていました。妻も僕も冬にかなり気をつけていました。なのに、夏にかかったので、だから先生は「まさかの」と言ったんですね。
でも、そのあと、夏にかかる子どもも増えていったようで。そして今年は、夏にかなり多くなってしまっている。
笑福は入院して高熱で酸素吸入もして約1週間。かなりつらそうで。だからこそ気を付けてほしいと思うんです。
たった5年前は「冬にかかる病気」と思われていたものが、夏にかなり増えちゃってるんですよ。これって怖いです。
これは勝手な考えですが、実はコロナと何か関係があるんじゃないかと思ってたり。なんか変なんですよね。夏にかなりはやってしまったり。症状もちょっとコロナと似てるなと思ってしまったり。なんか変。コロナのこともそうですが、真実は教えてくれないと思って生きています。
とにかく、冬にはやるはずの病気が夏にはやったり、何が起きてもおかしくない状況。今週、僕の友達はコロナにかかり5日目に急変し、入院しました。病院が一杯で、運よく入院できたと言ってました。僕の周りで40度の熱が出て入院してる人が結構います。みんな30代です。
体の不調がいろいろな病気につながる可能性がある。今までの常識もいきなり変わっている状況。何が起きてもおかしくない。病院だけに頼らず自分でも情報をたくさん集めて、家族を守りましょう!
■鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。毎週金曜更新のバブル期入社の50代の部長の悲哀を描く16コマ漫画「ティラノ部長」と毎週水曜更新のラブホラー漫画「お化けと風鈴」の原作を担当し、自身のインスタグラムで公開中。YOASOBI「ハルカ」の原作「月王子」を書籍化したイラスト小説「ハルカと月の王子様」が好評発売中。作演出を手掛ける舞台「もしも命が描けたら」が8/12~22東京芸術劇場プレイハウス、9/3~5兵庫芸術文化センター阪急中ホール、9/10~12穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールにて上演。