1990年代にはアイドルグループ「大阪パフォーマンスドール」のリーダーを務めたタレントの武内由紀子さん(48)。特別養子縁組制度で第2子となる長女を迎え入れたことを所属の吉本興業を通じて先月発表しました。2013年に結婚し17年まで不妊治療を続けてきましたが、授かることはなく特別養子縁組の手続きを取って2018年に第1子となる長男(3)を迎えていました。2人の子どもを特別養子縁組で迎え入れた武内さん。「血のつながっていない家族」への思い。そして、ネット上での言葉の刃……。今の思いをストレートに語りました。
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二人の子育て、これはね、マジで大変です(笑)。シンプルに、ただただバタバタしています。
上の子が3歳になったばかりで、下の子との歳の差が1歳9カ月くらい。割と近めの感じなので、上の子にご飯を食べさせていたら、下の子はアチコチ動き回っているし、そっちに行ってら、上の子がご飯をこぼしてるし……。四六時中、これです。毎日、これです(笑)。
下の子が来た時、上の子はまだ2歳になってなかったので、今考えると、まだ赤ちゃんの延長みたいな時期だったなと。その時点で、下の子が来たので、甘えたいのに甘えられない。そこで我慢をさせているところは多々あったと思うので、抱っこ一つにしても、してほしいところでできていないことがたくさんあったんだろうなとは思います。
ただ、下の子がいることで、上の子が目を見張るような成長をしてくれているところもありまして。日々のことなので私がさすがに疲れてしまって「もう無理……」と動けなくなるというか、無になってるようなタイミングもあるんですよね。
その時にね、上の子が下の子に「えんえん、しないよ。どうしたの?」とあやしに行ってくれたんです。それを見た瞬間、もちろん成長も感じるし、胸いっぱいになりました。私があやしに行けていないのを分かってるということだし、私への、そして妹へのいたわりの心も持っている。これがきょうだいがいるということなのかなと感じています。