クロちゃんが100万回再生されたYouTubeヒット企画に複雑な心境の理由

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　安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて“真実”のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは、自身のYouTubeチャンネルである「クロちゃんねる」。意外にも3年前からYouTubeをしているクロちゃん。さまざまな企画の中でも人気なのが、クロちゃんが流行の楽曲を熱唱する「歌ってみた」シリーズ。100万回再生を何度か突破している企画だが、クロちゃんにとっては、素直に喜べない複雑な企画なようだ。クロちゃんが、今後やりたい企画とは？

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　お笑い芸人がYouTubeチャンネルを持つのって、ここ最近めちゃくちゃ増えたよね。コロナ禍になってからは特に増えた気がする。

　ボクも自分のYouTubeチャンネルを持っている。名前は「クロちゃんねる」（登録者数は8.5万人）。スタートしたのは2018年12月で、もう3年前からやっている。けっこう長いでしょ？　実は、カジサックさんとほぼ同じくらいの時期に始めているんだよね。

　当時は、YouTubeで成功しているお笑い芸人って、ほとんどいなかった。おそらく、ピン芸人のゴージャスさんのゲーム実況動画が話題になっているくらいだった気がする。あれも当時はすごい異例だったよね。ゴージャスさんはYouTubeの影響で、テレビの仕事も増えたりしていたし、ずるいなー、良いなーって、うらやましかったのを覚えているよ。

　でも、当時のボクはYouTubeをやるつもりは、正直あまりなかった。2018年頃って、お笑い芸人だけじゃなく、芸能界全体をみても、YouTubeをやっている人って、今よりも全然少なかったんだよね。だから、ボク自身もYouTubeをほとんど見たことはなかったし、どんな風に運営していくのかっていうイメージができなかったんだ。それに、たまにYouTubeで失敗したっていう人の話を聞いたりすると、なかなか簡単には踏み込めないなって思ったりもしていたしね。ただ、SNSの一つとしては、ずっと気になっていたコンテンツではあったよ。