動画を見たという民放テレビ関係者はこう語る。

「藤本も後藤も笑いながら話していますし、ぶっちゃけられるのは信頼関係があるからだと思います。藤本の『もう二度とやりたくない』はちょっと言いすぎかもしれませんが…。オーディションバラエティー番組の『ASAYAN』で中澤が一回り年の離れたメンバーたちに説教する場面が何度も放送されていたので、視聴者に強面のイメージが定着していましたが、実際は違います。共演者やスタッフに対して低姿勢で謙虚な性格です。モー娘。は加入当初中学生だった後藤や高校生のメンバーが多かった。グループやメンバーのことを考え、OL経験がある中澤が社会人としてのルール、礼儀を後輩たちに注意し、良いパフォーマンスや立ち回りをした時は褒めていた。中澤抜きだったらモー娘。は国民的アイドルにならなかったと思います」

 後藤、藤本はグループをまとめていた中澤に対して当然敬意を持っているだろう。ただ誤解を招くような発言でフォローがないと、悲しい思いをするファンがいる。その点については気を配る必要があったかもしれない。(牧忠則)

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