アイドルグループ・AKB48の岡田奈々が23日に自身のツイッターを更新。舞台で共演した俳優の猪野広樹との交際が文春オンラインで報道されたことについて謝罪した上で、グループを卒業することを発表した。
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岡田は「週刊誌の件でお騒がせしてしまい、多大なるご迷惑をおかけしたこと本当に申し訳ありませんでした。謝罪のコメントを出すのが遅くなってしまったこともごめんなさい。今まで応援してくださったファンの皆様を裏切るような行動をとってしまい、傷つけてしまい、本当にごめんなさい。幻滅させてしまいごめんなさい」と謝罪。「説得力がないと思われても仕方がないのですが、この10年間アイドル活動を全力で取り組んできたことは本当です。AKB48グループを、スタッフさんたちを、メンバーのみんなを、ファンの皆様を愛している気持ちは本物です」としつつ「自分なりによく考え、しっかりとけじめをつけることに決めました。AKB48を卒業します」と報告した。
AKB48では「恋愛禁止」が暗黙のルールとされてきた。岡田の熱愛が報じられた際、AKB48の総監督である向井地美音が自身のツイッターで問題提起した内容も反響を呼んだ。「アイドルとして皆さんから頂いた愛や信用を裏切ることが起きてしまい、本当に申しわけありません」とファンに謝罪した上で、「今まで曖昧になっていた『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います。運営と相談し、どのような形であれ必ず結論を報告させて頂きます」と綴った。
スポーツ紙の芸能担当記者は、「岡田にファンから批判の声が上がったのは、俳優の恋愛が発覚したからという理由だけではない。17年の選抜総選挙で、『スキャンダルではい上がるメンバーがいてもいいけど、まねしてはいけないと思います。まっすぐ頑張っている人が報われるようにグループを変えていきたい』で力強く宣言したことも背景にある。グループトップクラスの歌唱力で、センターを務めた経験もある人気メンバーだった。責任感の強いイメージだったので、恋愛報道のギャップに失望してファンは裏切られた思いになったのでしょう」と指摘する。