2位の石川遼(29)ですが、3日目までのプレーは気持ちよくリズムよく淡々とできてたように見えましたけど、最終日は前日までのスイングリズムよりは、体の動きが速くなってたり、間合いが足りなかったり。
富士桜というモンスターコースはティーショットで少しミスすると、すぐにボギーになってしまいますから、自分の一番のウィークポイントが出やすくなるんですよね。優勝が目の前にちらついて、そういった面が出てしまった最終日だったという気がしましたね。
最後に、「第22回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」(11月14日、千葉セントラルGC)の参加者募集を近々始めたいと思います。コロナ禍にもめげず、感染対策をしっかりとして当日を迎えたいと思います。
ジュニア育成という課題にしっかり向き合って、長く続けるのが我々のテーマです。頑張ります。
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。
※週刊朝日 2021年9月24日号