秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚が、1日、宮内庁により正式に発表された。会見の日程のほか、眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたことも明かされた。

【写真】あっ、カモを落としちゃった!大慌ての眞子さまの「失敗」

婚約内定の際の会見の眞子さまと小室さん(c)朝日新聞社
婚約内定の際の会見の眞子さまと小室さん(c)朝日新聞社

 セレブウォッチャーでコラムニストの辛酸なめ子さんは、今回の発表を複雑な気持ちで聞いたという。

「眞子さまの状態は心が痛みますね。その一方で、国民が意見を言っても、もしかしたら『雑音』としてとらえられちゃうのかなと思って悲しくなりました。誹謗中傷ではなく、感じたことや感想を言いたいけれど、これ以上は何も言えない状態という雰囲気になってしまいますね。心を守るために必要だと言われれば、『幸せになってください』と祝福するしかない。そうした流れに、一般人との間の壁を感じましたね」

 26日には眞子さまは会見に臨まれる。

「会見でも複雑性PTSDについて触れられたら、国民は深く反省するのかな。眞子さまとは比較にならないかもしれませんが、国民も3~4年間この問題で悩んで、皇室を愛する私も食欲がなくなることがありましたし、両方とも具合が悪くなるような、救いがない状態ですよね……。今はただ、眞子さまの幸せを願うばかりです」

 婚約内定から結婚の正式発表まで、約4年の月日が経過した。なめ子さんはこの期間をこう総括する。

「(アメリカに行って)小室ロスになるかと思ったら、全然ならなかった。次から次へと話題を提供してくる。私としても、心配し続けた4年間でした。世の中は小室さんを中心に回っているんじゃないかってぐらいの4年間で、われわれ国民が翻弄されたという感じですね。この間にいろいろなことがありましたが、特に小室文書の文量には驚きましたね。あの長さで、多くの人びとの時間とエネルギーを奪いました」

 今回の帰国では、「ポニテ(ポニーテール)」の小室さんの髪型に注目が集まった。他人の容姿を評価すること自体を批判する声もあったが、国民の議論が沸騰したのは確かだ。

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日本との決別を表しているのではないか