眞子さまと佳子さま(c)朝日新聞社
眞子さまと佳子さま(c)朝日新聞社

 眞子さまの恋心に共感するこんな回答も。

「私も恋に盲目です。どうしたらいいですか?」(20代女性)

  一方、眞子さまがこだわったと思われる「30歳までに結婚」については、あまり理解を得られていないようだ。皇室は社会の映し鏡ともいわれるが、この点は世間の認識とズレているのかもしれない。

「30歳までに結婚は、古くないですか?」(40代女性)

「『公』よりも『私』を優先してまで、30歳までにご結婚を希望する理由が知りたいです」(20代女性)

 中高年女性の回答には、質問というよりは、人生の先輩としての進言もちらほら見られた。

「結婚はゴールではなくスタートだと分かっていますか? 育ててくれたご両親に感謝の気持がありますか?」(50代女性)

「愛では、食べていけない」(60代女性)

「お姑さんと上手くやっていけますか?」(50代女性)

 こうした回答について、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美氏は、次のように分析する。

「恋愛は、互いに機嫌がいい時にデートしますが、結婚は日常の生活。恋愛は2人ですが、結婚には親族が連なってきます。母親のコントロール下にいる息子に苦しめられている妻は多いので、40代・50代はそこに関しても心配しているのだと思います」

 一方で、多かったのは、この結婚についてはいまだ納得せず、批判的な姿勢の質問だ。

天皇陛下が述べられた『多くの人が納得し、喜んでくれる状況』になっていないのに、結婚を強行する理由を国民に説明していただきたい」(60代男性)

「多くの反対を押切り、多くの人が納得し喜んでくれる状況に至らないまま結婚を強行することにより、皇室全体に大きなダメージを与えていることをどうお考えか」(50代女性)

 対して、2人の結婚を祝う気持ちがあると回答した人の中で目立ったのが、「特にありませんが、幸せになってほしい」(40代女性)といった簡潔な内容にとどめた記述だ。

「何も無い。そっと見守りたい」(50代男性)

「ない。皇室生まれても好きな人と結婚して欲しい」(30代女性)

暮らしとモノ班 for promotion
2024年の『このミス』大賞作品は?あの映像化人気シリーズも受賞作品って知ってた?
次のページ
なぜ3年間も海外ですごしたのでしょう