帰国した小室圭さんと10月26日に結婚すると発表した眞子さま(C)朝日新聞社

「会見で眞子さまの回答をスルーしたのは、事前に回答を用意していなかったからだと思います。岸田さんはアドリブに強くなく、気の利いたことを言える人ではないので…」

 岸田新首相が誕生し、党人事、組閣などの話題が本来、トップニュースになるはずだが、ワイドショーは『眞子さま・小室さん』一色。

「完全に霞んでしまいました」(同前)

 当初、総選挙は26日公示案も検討されたが、眞子さまの結婚が宮内庁によって公表されたため、調整されたという。

「麻生太郎副総裁から『実績はないが男前』と評されたことをご本人は気にしていました。安倍政権時代、外務相も長く経験し、当時、副大統領だったバイデン大統領とも関係は悪くないです」(同前)

 長年の懸案である日韓関係も岸田首相で変化があるかもしれない。

「外相時代、穏やかなイケメンと韓国で女性に人気が高く、好印象でした」(韓国大使館関係者)

 穏やかで派手さはないが実直な人柄の岸田首相。

「それがポジティブに映るのか。面白味やカリスマ性に欠けると見られるのか、今後次第です」(前出の官邸関係者)

 国民の支持を維持し、今後、実績を積めるのか。岸田首相の手腕が問われている。

 (AERA dot.編集部・吉崎洋夫)

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