「日本沈没」の番宣で、国連環境計画の事務局長と気候変動問題などについて対談するという特別企画にチャレンジした杏。驚くべきは約30分の対談中、やりとりはすべて英語で行われたことで、事務局長も「スムーズで素晴らしかった」と杏の英語力を絶賛していた。10代の頃から海外でモデルとして活躍していたこともあり、今後は女優としてもグローバルな活躍が期待できそうだ。

■東出は最悪のタイミングで熱愛報道

 一方、私生活では2016年に誕生した双子の女児と、2017年に誕生した男児の3人の育児と仕事を両立させている杏。子育てに関するエピソードも積極的に語っている。

シングルマザーの杏さんを支えているのが女優の戸田恵子さんなんです。CMで親子役をやったのをきっかけに仲良くなったそうで、戸田さんは杏さんの子どもたちを孫のようにかわいがり、『ばぁば』と呼ばれていると語っています。月に1~2回、フラッと杏さんの家を訪れ、子どもたちがお風呂上がりの拭く係をするなど子育ての手伝いをしていると戸田さんは楽しそうにバラエティー番組で回想していました。先日『櫻井・有吉THE夜会』に2人そろって出演したのですが、戸田さんは杏さんのことを『スーパーウーマン。知恵と情報もたくさん持ってるし、それでお仕事して、子育てして。愚痴を聞いたことがない』と絶賛していました」(女性週刊誌の芸能担当記者)

 かわいい子供たちに囲まれながら、着々と活動の幅を広げ、世界へと羽ばたこうとする杏。一方で元夫・東出昌大も、良くも悪くも再び芸能マスコミをにぎわせている。芸能評論家の三杉武氏は言う。

「10月に公開された映画『草の響き』で主役に抜擢されたのですが、その演技が高評価を受けています。作品自体の評価も高いので、海外の映画祭で賞を取るのではとも言われています。それも元妻の杏さんの温情や周囲のサポート、支えがあったからこそ、何とか俳優として復活できたもの。それにもかかわらず、このタイミングで5歳年下のハーフ美女との熱愛を『週刊文春』にスクープされ、世間からは『全然、反省してない』とブーイングを浴びています。東出さんが提示したとされるお子さん1人あたり1万円という養育費に関する一部報道も重なり、タイミングは最悪です。しかも相手の女性をロケ先のホテルに呼び寄せていたというのはあまりにも心証が悪い。最大の味方であるはずの所属事務所からも『不見識な行動』と断罪されるのも仕方がありません」

 東出に関しては、事務所を解雇されるのではという臆測報道も出ている。杏が新たな門出を迎えようとするなか、対照的な2人の姿は今後も注目を浴びそうだ(高梨歩)

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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