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台風20号は、このあと発達しながら北上し、28日(木)から29日(金)ごろに、暴風域を伴いながら「強い勢力」で小笠原諸島に近づく恐れがあります。小笠原諸島では大荒れの天気となり、大雨や猛烈なしけに警戒が必要です。早めに台風への備えをなさってください。

台風20号 発達しながらゆっくりと北上

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台風20号は、きょう26日(火)午前9時には、フィリピンの東にあって、1時間におよそ10キロの速さで、北へ進んでいます。

このあと発達しながら北上し、28日(木)から29日(金)ごろに、暴風域を伴いながら、「強い勢力」で小笠原諸島に近づく見込みです。小笠原諸島では大雨となり、海上は猛烈なしけになる可能性があります。また、台風の進路によっては、伊豆諸島でも大しけとなる恐れがあります。

台風20号は、30日(土)には日本のはるか東で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風への備えは早めに

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台風が接近する前に、大雨に対して、事前に備えをしておくことが大切です。ポイントは次の3つです。

1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。

3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。

最新の台風情報を確認して、早めに対策を行ってください。

高波や高潮への備えも

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沿岸部では、台風による高波や高潮の恐れがありますので、主に次の3つのことに注意しながら、備えることが必要です。

1つめは、何より、高波や高潮の恐れがある海岸周辺には、近づかないようにしましょう。海や船の様子が心配でも、見に行くのは、絶対に止めてください。

2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなる恐れがあります。

3つめは、安全に行動できるうちに、避難(移動)しましょう。波しぶきが護岸設備を越えて、海沿いの道路に押し寄せると、冠水して通行が危険になる恐れがあります。通行止めや速度規制などの交通情報は、こまめに確認して、早めに避難してください。

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