2人で会見臨んだ小室眞子さんと圭さん(JMPA)
2人で会見臨んだ小室眞子さんと圭さん(JMPA)
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 26日に婚姻届を提出し、皇籍を離脱した小室眞子さんと夫の圭さんが同日、都内のホテルで記者会見に臨んだ。会見では、冒頭に2人が結婚に対する思いや、報道に対する考えを述べた。事前に提出した質問については文書で回答した。皇室ウォッチャーでコラムニストの辛酸なめ子さんは、2人の言葉をどう受け止めたのか。

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 2人そろって臨んだ会見。眞子さんと圭さんが文書を読むかたちで交互に発言した。眞子さんはたびたび文書から目を離して正面を見据えて話し、圭さんは時おり口元に笑みを浮かべる様子が印象的だった。

「すごく緊張するような場面なのに、2人とも堂々としていました。小室さんにはニューヨーク帰りのこなれ感が漂っていましたし、眞子様には目力があり、結婚への気迫を感じられました。2人とも内定会見よりもたくましくなられたように思います」

婚約内定の際の会見の2人(c)朝日新聞社
婚約内定の際の会見の2人(c)朝日新聞社

 辛酸さんが「こなれ感」と話すように、会見での圭さんの表情はやわらかく、余裕が感じられた。

「メンタルの強さを感じました。普通だったら緊張して表情が固くなってしまうような場面ですが、あの場で笑みを浮かべられる精神力を持つ小室さんだからこそ、眞子さんはお好きになられたのだと思います。勝利宣言のようなものを感じました」

 一方の眞子さんは、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されていた。

「ご公務をたくさん経験されてきたからか、人前に立つのに慣れているようで、堂々とされていました。そしてお声がかわいらしく、30歳よりも若い印象を持ちました。複雑性PTSDと聞いて心配していましたが、思っていたよりもお元気そうで安心しました」

 辛酸さんは、2人の使った「言葉」にも注目する。

「感謝を表す言葉も多かった一方で、『謂れのない物語』といった強い表現も目立ちました。厳しい印象を受けたので、もう少し場の空気をやわらげるような言葉があっても良かったと思います。会見での強い言葉からは、信用できる人とできない人を分けている印象を受けました。私を含む国民一人ひとりが果たしてそのどちらだったのか、胸に手を当てて考えてみないといけないなと感じました」

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