日本に入国した外国人の隔離生活が気になって、どんな感じなのか周囲に聞いてみたら、「ぶっちゃけ言うと、誰も(隔離生活)やってない」って言うんですよ。隔離期間はそんな風な空気感だと。自分の国に帰って、「大丈夫だったよ~日本!」みたいな感じなんだそうです。
日本から日本人が外国に行っても、隔離期間なしで入国できるじゃないですか。それこそ小室さんと眞子さんもすぐにニューヨークに入れた。アメリカもそうだし、感染者が増えている韓国も入国はできる。確かタイも。
そう考えると、「日本はエライ厳しいんじゃねぇか?」っていう考え方もあると思ったんですよね。感染が収まってるうちに防ぐっていう水際対策が、一見ちゃんとしてるような感じに勝手に思ってたんだけど、実際、どんなことになっているのか知らない。
ゴルフの石川遼選手がアメリカの大会から帰国して隔離期間中にコーチなどの関係者とゴルフをして、その後飲食をしたことがニュースになって叩かれたけど、「帰国した人たちはみんな隔離期間を本当に守っています?」ってことを考えてしまった。「ゴルフ、やっちゃうよね」と思った人もいるのでは? 水際対策で今回モヤモヤ考えたのは、そこだと思うんですよ。
もし、僕が石川選手と同じ立場だったら同じ事をやっていた可能性はゼロではない。どうしてかというと、ワクチンも打っていて、空港で陰性証明も取っているだろうから。この「やっちゃうよね」という感覚から、自分が外国から帰国したら、隔離期間の14日間、家でどう過ごしますか? それを各々自分の立場で考えてみてもらいたい。
僕みたいにテレビに出演している人たちは、海外からの帰国後の隔離期間はリモートでテレビ番組に出演したりして、隔離期間を守っています。僕は、毎年、ハワイに行っているけど、この年末年始もハワイは断念します。それは、日本に帰国してからの隔離期間があるから。隔離期間がゼロになるまでハワイは我慢します。1カ月とかの長期の休みがあれば、それで隔離期間もカバーできるけど、隔離期間中に仕事を休むことは難しい。