日本のコロナ感染者数は今年の最小人数を更新した。海外では感染が再拡大している国があるものの出入国に関しては日本よりも規制の緩和が進んでいる。この年末年始にハワイに行くことを断念したお笑い芸人のカンニング竹山さん、日本の水際対策に大いに疑問が湧いてきたと言う。
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最近、友達から「海外から日本に来た友人に隔離期間中に会うのってどう思うか?」って言われて、日本の水際対策に関して、調べたり、考えたりしていた。日本の水際対策が厳しいとか厳しくないとか、良い悪いの話ではなく。
その友達の話では、ロサンゼルスに住んでいる友人が日本に来ていて「日本にいる間に会いたいね!」となった。しかし、隔離期間という問題にぶち当たったわけですよね。報道で知るところでは、ビジネスで日本に入国する人の隔離期間は3日間で済むとかニュースで聞いたことがある。
取材じゃないけど、自分の周りの外国人に聞いてみると、ビジネス目的で隔離期間を3日間にするのってすごく手続きが大変らしいんです。まず、出国する国で色々必要な書類集めたり、日本での引受先とかを決めて報告したりということが必要になるそうです。入国できたとしても、空港で書類を作成しなければいけないらしいんですよ。そういう手続きをして3日間。普通に日本に入るには、やっぱり14日間の隔離なんですよ。
その辺が大変らしくて、同じく外国人に聞いたんだけど、外国人の日本への入国には意外と厳しいけど、日本への帰国者に関しては意外と甘いと。はっきりしたデータがあるわけではないので、あくまでも空気感なんだけど。
僕の友達が、ロスから日本へ入国した人に「隔離期間はどうしていたの?」って聞いたら、結局、入国してすぐにビジネスを始めちゃったみたいなんですよね。ロスでワクチンを打っていて、しかも、アメリカだから3回目も接種している。さらに陰性証明も取っているから、そういうことを聞くと、そもそも隔離が必要なのかとも思う。