手持ちのキャラと敵を戦わせるスタイルは同じでも、これらと比較すればアナログのカードゲームは刺激が少なく、地味なものになるでしょう。
ただ、アナログのゲームをしてからは、デジタルのゲームを少しもったいなく感じるようになりました。デジタルゲームは、ダメージをコンピューターが一瞬で計算してしまうからです。
純粋に遊ぶためにはありがたい設定なのですが、せっかく数字があるのに頭をまったく使わないので、当たり前ですが、「ただ遊んでいるだけだなぁ」と思うのです。
少しスケールが小規模にはなりますが、150くらいの3ケタの数字程度のダメージにして、計算の過程をある程度までプレーヤーに任せてみるスタイルのゲームが発売されたら、なんて想像をしてしまいます。
そういうゲームだったら子どもは遊びつつ脳を鍛えられるので、大人のゲームに対する見方が変わるのではないかな……なんて、ひそかに思っています。