先日、20歳の誕生日を迎えた愛子さま。多くの人はテレビの映像を通して祝賀行事での愛子さまを見守ったが、運よく、ティアラにローブ・デコルテの正装姿を直接目にした国民もいる。皇族方の写真を撮り続けてきた「追っかけ主婦」もその一人。どんなご様子だったのか、貴重なショットとともに当日のことを振り返ってもらった。
【写真】なんてステキな笑顔なの!生き生きとした瞳の雅子さまなど追っかけ主婦渾身の17枚
* * *
「成年の祝賀の日の笑顔は20歳とは思えない慈愛に満ちた温かいものでしたね。愛子さまは今までは控えめな感じでしたけれども、急に大人っぽくなったような気がしますね。お化粧もいままではほとんどされていなかった。今回もお化粧は薄めでしたね。でも、今までとは違う雰囲気になりましたね」
と言うのは、雅子さまや愛子さまの写真を撮ってきた神奈川県横浜市の村上園子さん。20歳の誕生日を迎えた天皇家の長女、愛子さまの成年皇族の祝賀行事(12月5日)では、皇居の乾門前で、村上さんは午前11時半から、“出待ち”した。
「天皇陛下ご一家が9月に赤坂御所から皇居へ引っ越されてからは、出入りがめっきり減り、本当に寂しい思いをしてきたんです。5日は、久しぶりに乾門までの道を歩き、すがすがしい気分になれました」
愛子さまが上皇ご夫妻のお住まいの仙洞仮御所に向かうために、車で乾門を出たのは午後1時頃。待っていた村上さんは夢中でシャッターを切った。
「ニコンの明るいレンズをつけて、連写しました。フラッシュなしだったので、撮れた写真を見たら真っ暗で、愕然としました。それを見た出待ち友達が『もっと明るくすることができるよ』と言ってくれ、明るく補正してくれたんです。愛子さまのティアラが撮れていて感激でした」
愛子さまのティアラはコロナ禍であることを考え、今回は新調せず、天皇陛下の妹の黒田清子さんが所有するものを借用。ティアラに関しては、ネット上では無駄遣いなどという批判もあったが、宮内庁の西村康彦長官は11月25日の定例会見で、「ティアラは必要なもの。無駄遣いにあたらない」と話すとともに、今後、国費でのティアラ製作も検討するとした。