きょう16日、九州は局地的に激しい雨のおそれがあります。17日から18日は今季一番の強い寒気が流れ込み、山沿い中心に平野部でも積雪するおそれがあります。最新の情報にご注意下さい。
局地的に激しい雨
きょう16日、低気圧を伴った前線が九州付近を通過するでしょう。
午前11時現在、九州の広い範囲で雨となっています。午後も雨が続き、発達した雨雲が流れ込み、夜のはじめ頃にかけて雷を伴い激しく降る所があるでしょう。
九州の多い所では50ミリ前後と、この時季としてはまとまった雨量になる見込みです。
17日～18日 今季一番強い寒気南下
あす17日は前線が九州の東へ離れ、日本付近は急速に冬型の気圧配置が強まります。北西の季節風が強くなり、夜にかけて九州北部の上空1500メートル付近には氷点下10度以下と今シーズン一番の強い寒気が流れ込むでしょう。
このため、あす17日の夕方以降は九州北部を中心に時々雪が降り、初雪の可能性が高くなっています。あさって18日(土)にかけて、強い寒気の流れ込みが続くため、山沿いを中心に積雪し、内陸部など平野部でもうっすらと雪が積もる所がありそうです。特に、峠越えの車の運転をされる方は、滑り止めなど雪への備えをしておきましょう。
また、週末にかけて厳しい寒さになりますので、体調管理にもお気をつけ下さい。
19日も山沿いは積雪のおそれ
19日(日)には強い寒気の峠は越えますが、気圧の谷が通過するため、一時雨が降る所があり、山沿いは雪が降り新たに積雪するおそれがあります。山沿いは週末にかけて積雪や路面の凍結に注意が必要です。
来週20日(月)以降は晴れる日が多くなり、寒さがゆるむでしょう。
鈴木涼美
山本佳奈
古賀茂明
