はるかさんは、都内の職場まで片道1時間以上かかる郊外に暮らしている。平日にブログを更新する時間は少ない。土曜日に「自宅だと眠くなるので」、近所のコワーキングスペースで作業する。
「ブログの実績を人事に見せたら、ネット事業を推進する部署へ異動。マーケティングの仕事をするようになりました。そのため本業がさらに多忙に……。今は無理のない範囲で更新、友人に1件6千円の原稿料を払って婚活アプリのレビュー記事を書いてもらうなど、時には他力も使って更新しています」
それでも今年は月平均11万円の収入になっている。天晴。
(ジャーナリスト・安住拓哉、編集部・中島晶子)
※AERA 2021年12月27日号