メイン画像
メイン画像

4日は、強い冬型の気圧配置になり、雪雲が関東甲信にも流れ込むでしょう。長野県や関東北部の山沿いは大雪になり、平地でも大雪の恐れがあります。

4日 長野県と関東北部の山沿いで大雪の恐れ

4日は、日本付近は強い冬型の気圧配置でしょう。夜にかけて、上空1500メートル付近で、マイナス9℃以下の寒気が、関東付近まで流れ込む見込みです。これは平年より6℃くらい低い気温です。

関東甲信では、晴れる所が多いですが、日本海側から雪雲が流れ込むでしょう。長野県と関東北部では、山沿いで大雪になり、平地でも大雪の恐れがあります。

午前6時の積雪の深さは、長野県大町市39センチで、信濃町82センチで、平年のおよそ2倍になっています。

4日午前6時から5日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、長野県50センチ、関東北部60センチです。

雪や路面の凍結により交通に影響が出る可能性もあります。電線や樹木などへの着雪、なだれに注意してください。

路面の凍結にも注意

画像B
画像B

雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

① 橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。

② トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。

③ 交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。

④ 日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。