【第94回アカデミー賞】ビヨンセの初ノミネートにファン歓喜
【第94回アカデミー賞】ビヨンセの初ノミネートにファン歓喜

 現地時間2022年2月8日、【第94回アカデミー賞】の候補が発表され、ビヨンセが<歌曲賞>に正式にノミネートされた。

 彼女は、映画『ドリームプラン』の主題歌「Be Alive」で同部門の候補となった。ノミネート発表に先立ち、ビヨンセとジェイ・Zは同部門のショートリスト入りしていた。ジェイ・Zは映画『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』のサウンドトラックに提供した「Guns Go Bang」でのノミネートが有力視されていた。もし彼も最終候補にあがっていれば、【アカデミー賞】史上初めて夫婦で同じ部門にノミネートされたことになっていた。

 ビヨンセは、2021年の【アカデミー賞】で映画『ライオン・キング』の「スピリット」がショートリスト入りしたもののノミネートは逃したため、今回が初のノミネーションとなった。「スピリット」以外にも、映画『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』、『ファイティング・テンプテーションズ』、『ドリームガールズ』の楽曲すべて、これまでノミネートされることはなかった。

 <歌曲賞>の部門では、ビヨンセの「Be Alive」以外に、ヴァン・モリソンの「Down to Joy」(映画『ベルファスト』)、リン=マニュエル・ミランダの「Dos Oruguitas」(映画『ミラベルと魔法だらけの家』)、ダイアン・ウォーレンの「Somehow You Do」(映画『フォー・グッド・デイズ』)、ビリー・アイリッシュとフィニアスの「No Time to Die」(映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)が候補になっている。

 当然のように、ビヨンセのファンは彼女の【アカデミー賞】初ノミネートのニュースに沸いた。「次にビヨンセの名前を口にする時は、“【アカデミー賞】にノミネートされたソングライター”と前置きするのを忘れないで!」、「ビヨンセの“Be Alive”は、彼女がインタビュー、ラウンドテーブル、映画雑誌(の取材)、ミュージック・ビデオ、“あなたの一票を”(の広告)など、一つもしなくても【アカデミー賞】にノミネートされた」、「ビヨンセへ、これは【アカデミー賞】でパフォーマンスしなければならないということだって分かってるよね」など、SNSで愉快な投稿を共有し、この快挙を祝福した。