メイン画像
メイン画像
この記事の写真をすべて見る

きょう26日は、発達する低気圧の影響で、西日本では記録的な暴風が吹き荒れています。鳥取市では午前8時18分に最大瞬間風速34.2メートルを観測し、3月としては統計開始以来1位の記録となりました。中国、四国から東北では今夜にかけて暴風や高波に警戒が必要です。

山陰を中心に暴風

きょう26日は発達する低気圧の影響で、西日本を中心に荒れた天気となっていて、特に山陰では風が強まって、記録的な暴風となっている所があります。

<最大瞬間風速(正午まで)>

・鳥取市:34.2メートル(3月としては統計開始以来1位)

・島根県浜田市弥栄:34.1メートル(統計開始以来1位)

・鳥取空港:32.9メートル(3月としては統計開始以来1位)

・島根県益田市:32.9メートル(統計開始以来1位)

九州では暴風の恐れはなくなりましたが、中国、四国から東北では夜にかけて暴風や高波に警戒が必要です。

太平洋側では大雨にも警戒

画像B
画像B

九州南部や四国では26日の正午現在、活発な雨雲がかかっています。午後も局地的にカミナリを伴った非常に激しい雨が降る恐れがあります。今夜にかけては近畿、東海、関東南部にも活発な雨雲がかかる予想です。各地、道路の冠水などに十分ご注意ください。

また、午前中に「記録的短時間大雨情報」が2回発表された、鹿児島県の屋久島ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいる恐れがあり、土砂災害の危険性が高まっています。この後、雨のピークを越えたあともしばらく警戒を続けてください。