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「しし座流星群」があす18日にピークを迎えます。一番の見頃は、あす18日の未明から明け方ごろで、流れ星を1時間あたり3個程度見られる可能性があります。今夜からあす18日の明け方にかけては広く晴れて、観察のチャンスがあります。

「しし座流星群」がピークに

「しし座流星群」が、あす18日にピークを迎えます。極大時刻は8時で、あす18日の未明から明け方ごろが一番の見頃となります。

国立天文台によりますと、月明かりの影響があり、条件はあまり良くありませんが、見晴らしの良い所では1時間あたり3個程度、流れ星が見られる可能性があります。

今夜からあす明け方の天気は?

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今夜からあす18日の明け方にかけては、北海道や東北は日本海側の天気も回復して、晴れる所が多いでしょう。新潟県では所々で雨や雷雨で星空観察にはあいにくの天気です。北陸3県はおおむね晴れる見込みです。関東は雲が増えますが、雲の切れ間はあるでしょう。東海から九州北部は晴れる所が多く、星空指数は高くなっています。流れ星を観察するチャンスです。九州南部は雲がかかり、雨雲のかかる所もあるでしょう。沖縄も雲の広がる所が多く、激しい雨の降ることがありそうです。

夜間は冷え込みますので、観察の際は寒さ対策をしっかりとなさってください。

流れ星を見つけるコツは?

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流れ星を見つけやすくするには、以下の4つのポイントがあります。

① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
② できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。
③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。
④ ただし、月のある方向を正面にして観察するのは避けたほうがよいでしょう。月明かりに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。