7月10日の参院選に自民党から出馬し当選。公示前に萩生田光一議員とともに、旧統一教会の関連施設を訪れたことが問題になっている生稲晃子・参議院議員。8月3日、初登院した出で立ちをファッションデザイナーのドン小西さんがチェックした。
* * *
あたしの友だちでも、ゴルフがうまいだけで議員になって、苦労しているヤツがいるけどさ。こちらの先生も、早くも後悔してるかもね。だいたい政治家を、営業活動のひとつくらいに思ってたんじゃないかね。この初登院ファッションが物語ってるよ。
一見、冠婚葬祭の服みたいだけど、タックが入ったブラウスに、上着の二枚重ねふうの白のトリミングと、スカートの白いラインのアクセントが清涼感いっぱい。かと思うと上着には控えめに肩パッドを入れて、ちょっぴりやる気もアピール。白シャツの襟を立てたりしてないし、さすが芸能人らしいよくできた格好になってるね。
たださ、この服のイメージは、味も素っ気もない自民党のマスコット。党のお偉いさんの言うがまま、ついていった先のことでいきなり批判されるなんて、想像もしてなかったと思うよ。でももう後戻りはできないのであしからず……って、もちろんファッションの話ですけどね。
■評価は……?(※満点は5DONです)
3DON! 「白だけじゃないナイスコーデ」
(構成/福光恵)
※週刊朝日 2022年9月2日号