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今週は寒気の影響を受けにくいため、昼間は春本番の陽気となる日が多いでしょう。特にあす(火)と1日(水)は4月中旬並みの暖かさとなる所もありそうです。気温上昇に伴い、東北南部では花粉の飛散量が多くなるでしょう。また、積雪の多い地域では雪崩や落雪などに注意が必要です。

昼間は気温上昇も朝晩は空気冷たい 一日の気温差が20℃近い所も

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今週は高気圧におおわれて晴れる日が多い見込みです。ただ、1日(水)~2日(木)頃は低気圧や前線が日本付近を通過するため、東北北部や日本海側を中心に雨や雪が降るでしょう。一時的に降り方が強まる所もありそうです。
上空の寒気の影響を受けにくいため、日中は4月並みの暖かさとなる日もあるでしょう。ただ、朝晩は空気が冷たく、特にあす(火)は一日の寒暖差が大きくなりそうです。日中は10℃を超える所が多いですが、朝は仙台市や山形市、福島市で氷点下の冷え込みとなるでしょう。福島市では朝晩と日中の気温差が18℃と、寒暖差がかなり大きくなりそうです。朝晩はコートやダウンジャケットが必須ですが、昼間は上着なしでも過ごせるでしょう。服装で上手く調節するなどして体調の管理にお気を付け下さい。
そして、積雪の多い地域では気温の上昇に伴い、雪解けが一気に進みそうです。雪崩や屋根からの落雪、川の増水などにも注意が必要です。

南部では花粉の飛散数が増加 昼ごろと日没前後は要注意!

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東北南部では徐々にスギ花粉の飛散が確認されており、先週は福島市でも飛散開始となりました。今週は気温上昇に伴い、東北南部の花粉の飛散量が多くなりそうです。
花粉の飛散量が多くなる時間帯を上の図で示しました。1日の中で特に多く飛ぶ時間帯は「昼前後」と「日没前後」です。「昼前後」は、気温の上昇とともにスギ林から飛んできた花粉が都市部に流れてくる時間のため飛散量が多くなります。また、「日没前後」も上空に舞い上がった花粉が気温の低下とともに地面付近に降りてくるため、花粉の飛散量が多くなる時間帯です。
外出前の花粉対策としてはメガネやマスクの着用、凹凸の少ない素材の衣類(綿や化維など)にすることで花粉の付着を抑えるなどが挙げられます。
また、帰宅した際の花粉対策も忘れてはいけません。衣服に付いた花粉を払ってから部屋の中に入ったり、帰宅後にうがいや洗顔を行う、こまめに拭き掃除を行うなどの対策が効果的です。