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東北地方はこの先、天気が短い周期で変わる見込みです。今週末は冷たい雨が降り、山沿いでは雪の降る所もあるでしょう。ただ、気温は期間を通してみると平年より高めで推移するため、南部では桜のつぼみが順調に膨らみそうです。

【前半】18日(土)は冷たい雨 山沿いでは雪の所も

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あす(水)も移動性高気圧に覆われるため、各地とも穏やかに晴れるでしょう。ただ、朝は放射冷却の影響で冷え込みが強まりそうです。内陸や山沿いでは氷点下の冷え込みとなるでしょう。今夜は暖かくしてお休み下さい。

16日(木)は前線が日本付近を通過するため、日中は東北北部ほど雨が降るでしょう。大気の状態がやや不安定となるため、一時的に雨脚が強まったり、雷の鳴る恐れもあります。天気の急変にお気を付け下さい。前線に向かって暖かい空気が流れ込むため、各地とも平年を上回る暖かさとなるでしょう。ただ、雨の後は寒気が流れ込むため、気温が一気に下がりそうです。寒暖差にご注意下さい。

17日(金)は一旦、天気が回復するものの、18日(土)になると低気圧や前線の影響で南部を中心に雨が降るでしょう。低気圧や前線に向かって北から冷たい空気を引き込むため気温が上がらず、山沿いでは雪の降る所もありそうです。ただ、予報にはまだ幅があるため、今後も最新の情報を確認するようにして下さい。

19日(日)は晴れ間の戻る所が多くなる見込みです。ただ、風が冷たく吹き付けるため、昼間でも日差しの暖かさは感じにくいでしょう。

20日(月)から21日(火)は高気圧に覆われるため、日中は各地で晴れるでしょう。昼間は比較的過ごしやすい所が多いものの、朝晩は冷えそうです。一日の寒暖差が大きくなるため、服装で上手く調節するようにしましょう。

【後半】来週中頃は広い範囲で傘の出番 気温は高めで花粉の大量飛散続く

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来週中頃は日本付近を低気圧や前線が通過する予想です。22日(水)は南部を中心に、23日(水)は北部ほど雨が降るでしょう。南から暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすく、まとまった雨となる恐れがあります。また、海上を中心に風も強まるでしょう。

24日(金)以降は晴れる所が多く、気温も平年並みか高い所が多くなりそうです。3月下旬も花粉の飛散は多くなりそうです。特に晴れて気温が高い日や空気が乾燥して風が強い日、雨上がりの翌日などは花粉の飛散量が多くなります。この先も花粉症の方にとってはつらい時期が続いてしまいそうです。

東京は本日(火)桜開花 仙台市や福島市は3月29日に開花予想

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本日(火)、東京では桜開花の便りが届きました。平年より10日早く、昨年より6日早い開花です。3月に入り、全国的に気温が高く推移しており、先週は平年を大きく上回る暖かさでした。今後も平年より気温が高い日が多いため、東北地方でも平年より早い桜の開花となりそうです。

上の図は東北地方の桜開花予想日を表しています。仙台市や福島市は3月29日の予想で、平年よりも1週間以上早く桜開花の便りが届く見込みです。4月になると山形市でも桜開花の便りが届くでしょう。4月中旬には桜前線が東北北部まで北上し、秋田市、盛岡市、青森市の順に桜が開花する予想です。