
すると小瀧がこう会場に呼びかける。
「本当はこの曲、みなさんと一緒に大合唱したい。一緒に、歌いたい。みなさんの声を聞きたい。だけど、いまのご時世、そんなことできない。だけども、みなさんの鳴らす拍手、クラップは、僕たちと、もはやセッションみたいな。だから僕たちがアウトロで手を叩いてストンプしてってところがあるんですけど、もしよかったらみなさんの音を聞かせてほしいし、僕らと一緒にこの曲を作っていきましょう」
重岡がキーボードを、濱田と神山がギターを弾き、メンバーが声を合わせ、観客は手を叩き、ドームが一体となった瞬間だった。
ライブの最終盤。メンバーそれぞれが思いを語った。
藤井「みなさん、本日はありがとうございましたァッ!!。ジャニーズWEST 1st DOME TOUR、もう最高すぎて、いまはありがとうしか出てこない。マジでこれからみんなが幸せになれるように、ホンマに俺たちマジで、マジで人生賭けて歌うからこれからもよろしく。ありがとう!」
中間「どうもSUPER STAR(自称)です。みんな今日はありがとう。『サムシング・ニュー』という曲を歌いましたけども、僕のパートがね『僕らが望んでいた景色全部は/今日という日の為にあったのだ!』ってパートなんですよ。ホントにライブするために、みんなで歌うたびにそう思います。僕はね、ここをゴールにしたくないです。ここは僕たちにとって通過点でしかないです。また必ずここに戻ってきたいですし、みなさんとまだ見たことない景色、たくさん見たいです。なので、これからもチームジャニーズWEST全員で僕たちにしか見られない景色を見ていきましょう。(背中を見せ、指さしながら)この背中で戦うぜ。本日はありがとう。バイバイ」
神山「Hey Tokyo! ありがとう!! 本当に僕たちジャニーズWEST、東京ドーム、そして、名古屋、京セラドームと、3つの会場にですね、僕たちを連れて行ってくれて、そしてついてきてくれて、ありがとうございます。僕たちね、目標やったけど、確かに目標を達成した。でも決してこれはゴールではないです。また必ずこのステージに帰ってきます。夢を見れてるのは、本当にみなさんのおかげです!ありがとう。これからもよろしく。また遊びに来てね」