メイン画像
メイン画像

あす26日(水)は、東日本や北日本で雨や風が強まりそう。ゴールデンウィーク初日の29日(土:昭和の日)は広く雨で、30日(日)にかけて荒天の恐れも。後半はくもりや雨の日が多いが、晴れると夏日になる所も。屋外のレジャーは熱中症対策を。

1週目(26日~5月2日):29日~30日は荒天の恐れ

画像A
画像A

あす26日(水)は、低気圧や前線の影響で、広く雨が降るでしょう。九州では明け方まで、四国や中国地方、近畿、東海では昼頃まで、局地的な激しい雨や落雷・突風に注意が必要です。北陸から北海道は、断続的に雨が降り、傘が手放せないでしょう。

27日(木)~28日(金)は高気圧に覆われて、各地とも青空が広がる見込みです。日差しとともに気温が上がり、昼間は過ごしやすい陽気になりそうです。

ただ、ゴールデンウィーク初日の29日(土:昭和の日)~30日(日)は、前線を伴った低気圧が日本付近を通過するため、全国的に雨が降るでしょう。局地的に雨や風の強まる可能性がありますので、注意が必要です。

5月1日(月)~2日(火)は、高気圧に覆われて、各地で晴れる見込みです。

気温は、26日(水)まで平年を下回る所が多いでしょう。27日(木)以降は、平年並みか平年より高い見込みです。2日(火)は近畿から関東で、夏日(最高気温が25℃以上の日)の所が多く、昼間は半袖で過ごせる陽気になりそうです。

29日~30日 東・西日本の太平洋側で大雨に注意

画像B
画像B

29日(土:昭和の日)~30日(日)にかけて、東日本や西日本では局地的に雨や風が強まり、太平洋側で大雨になる恐れがあります。

29日(土:昭和の日)は、九州や四国中心、30日(日)は、近畿から関東中心に、雷や突風を伴って、道路が川のようになるほど激しい雨の降る所があるでしょう。短い時間にザッと強い雨が降ると、普段は流れの遅い川や用水路でも、水かさが増したり、流れが速くなったりして、大変危険です。雨がやんだ後も、絶対に近づかないようにしてください。

2週目(3日~8日):くもりや雨の日が多い 晴れる日は夏日に

画像C
画像C

ゴールデンウィーク後半、3日(水:憲法記念日)は晴れますが、天気の変化が早く、4日(木:みどりの日)~7日(日)は、くもりや雨の所が多いでしょう。
8日(月)は、天気が回復して、西から晴れのエリアが広がる見込みです。

気温は、平年並みか平年より高いでしょう。くもりや雨でも、特に冷えることはなさそうです。晴れる日は気温が上がり、九州から関東で、25℃前後まで上がる見込みです。急な暑さで体調を崩さないようにご注意ください。

後半の天気については、雨のタイミングなどが変わる可能性があります。お出かけを予定されている方は、最新の気象情報をご確認ください。

あると便利 熱中症対策グッズ

画像D
画像D

ゴールデンウィーク期間中、晴れる日は、強い日差しと気温の上昇で、熱中症に注意が必要です。屋外のレジャーなど、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。