鈴木保奈美
鈴木保奈美
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 劇団ひとりが監督・脚本を務め、柳楽優弥の怪演で話題となっているNetflix映画「浅草キッド」。柳楽演じるビートたけしの師匠・深見千三郎の妻の麻里を演じているのは女優の鈴木保奈美(55)だ。昨年12月14日、「ラジオ ビバリー昼ズ」(ニッポン放送)にゲスト出演し、撮影秘話を披露。鈴木はオファーを受けた際、俳優陣のラインアップが目に入り「それだけ見て、これはぜひ出たいです!」と出演を即決したという。

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 劇団ひとりは鈴木に対しても演技指導に抜かりがなかったそうで、「私が何か余計なことをすると『麻里さんはそれはいらないですから、こっちにしてください』と結構きっちり指導されました」と撮影当時を振り返っていた。

 2021年7月に、とんねるずの石橋貴明と23年に及ぶ結婚生活に終止符を打った鈴木。本作が離婚後初となる出演作となったが、往年の演技力は健在で、評判は上々のようだ。

「美しくも凛々しい“極妻風”の芸者役を見事に演じています。和装に関してはこれまでもNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』やモデルとしてファッション誌でも披露していますが、女性からは好評です。2022年度の日本和装の新イメージキャラクターに起用されましたし、存在感があって和装の似合う女優というのはなかなかいません。今後もオファーが多くなるのでは」(民放ドラマ制作スタッフ)

 一方、長年連れ添った石橋との離婚には紆余曲折があったようだ。

「離婚を石橋さんのYouTubeチャンネルで発表するという斬新な手法が話題を呼びましたが、ふたりは今春の三女の高校卒業をきっかけに離婚協議を具体化させたと言われています。結婚当初から石橋さんは鈴木さんに専業主婦になってもらいたいと思っていたようですが、その意に沿うよう三姉妹の母として家庭を支えてきました。08年に三女が小学校にあがるタイミングで石橋さんの個人事務所に籍を置き、女優活動を再開させましたが、『撮影が長引いても必ず帰る』『夕方には必ず連絡を入れる』などの約束を石橋さんとしたとされています。石橋さんは亭主関白でとにかく束縛が強く、仕事が順調に舞い込むにつれ、鈴木さんはこの厳しすぎる制限がガマンの限界に達し、離婚を決意したといわれています」(女性週刊誌の芸能担当記者)

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19年間も三姉妹に弁当を作り続けた