愛子さまとカタリーナ・アマリア王女(GettyImages)
愛子さまとカタリーナ・アマリア王女(GettyImages)
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 2006年、雅子さまはオランダのベアトリクス女王(当時)から招待され、現地で約2週間、静養された。当時4歳だった愛子さまと2歳の長女カタリーナ・アマリア王女が、同じ水色のワンピース姿で手をつなぎ、オランダ王室の離宮へット・アウデ・ロー城の馬車庫を歩く可愛らしい映像を覚えている方もいるのでは。

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 そのカタリーナ・アマリア王女が王室公認の自伝「AMALIA」を発表し、「女王になる準備ができていない」など赤裸々に告白した。10代のリアルを語ってしまう自由奔放に見える海外のプリンセスと真逆な印象の愛子さま、佳子さまなどの日本のプリンセス――ヨーロッパの王室に詳しい関東学院大の君塚直隆教授(英国政治外交史)に話を聞いた。

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 オランダのウィレム・アレキサンダー国王には3人の子どもがおり、カタリーナ・アマリア王女は長女。オランダは男女問わず長子が王座に就くことになるため王位継承は順当にいけば彼女だが、自伝では「まだ準備ができていない」と告白した。その告白は自由奔放にもとれるが、君塚教授は「そうではない」と言う。

「私は逆だと考えるんですよ。カタリーナ・アマリア王女が18歳なりの気持ちを赤裸々に書けるのはいいことだと思います。オランダ語の伝記なので原文は拝見していませんが、内容を読んでみると、まだ、18歳で女王になる準備ができていないのは当たり前のこと。それと、同時に、女王になる準備ができていると言ってしまえば、自分の父親であるウィレム・アレキサンダー国王に“お父さん、引退して”って言うようなもの。そんなことは言えるわけもないですし、“女王になる準備ができていない”という部分だけ切り取られましたが、お父さんのウィレム・アレキサンダー国王だって、18歳の時にはそんな心の準備はできていなかったでしょう」

 また、君塚教授は「日本の皇室と比較して全然違う」と指摘する。

「カタリーナ・アマリア王女のおばあちゃんにあたるベアトリクス前女王、さらにその前のユリアナ女王だって、自転車に乗って王宮の外に出て買い物に出かけたり、オランダの首都アムステルダムやハーグを回ったり、非常に国民との距離が近かった。だから、一方で、ちょっとでも悪さをしてしまうと非難も大きい。2020年10月にウィレム・アレキサンダー国王はロックダウン中に家族旅行でギリシャに向かい、国民の批判を浴び、急遽オランダに引き返し謝罪したなんてこともありました。昨年末、カタリーナ・アマリア王女はコロナ禍にお誕生日会を開いてしまい、それも謝罪をしました。それだけ国民の眼が届くというか、注目されている分、国民との距離が近いんです」

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日本では皇室と国民の距離はものすごい離れている