ひ:元々、大抵のことにこだわりがないので……。
ゆ:外食するときも、なんか色々候補を探してくれたり、誘ってもいないテクノのイベントに「おいらも一緒に行く」って言ったり。
てっきり、外でおいしい物を食べるのが好きで、音楽イベントに行くのが好きな人だと思ってたんだよね、最初は。それにアクセサリーとかつけてたよね。
ひ:昔、アクセサリーが好きな時期があって作ってたんですよね。耳のネックレスとか、ナイフが入ってる十字架のネックレスとか変なものが好きで。
ゆ:それ、高校時代に首にチェーン巻いてたときの話じゃないの?
ひ:チェーンは成人式だから大学生だよ。チェーンっていうか、工事用の鎖ね。
ゆ:モテなそう……。
ひ:モテモテ。
――お付き合い当時は、ゆかさんにモテたくて頑張っていたんですね。
ひ:いい人だからではないかと。
ゆ:それっていい人とか関係あるの?それが理由だったら、今は嫌な人ってことになっちゃうよ。
ひ:今もいい人。
(書籍編集部・大坂温子)