林:でも、年とってくるとバリアフリーにしなきゃいけないし。
森永:ライザップをやってわかったんですけど、筋肉は何歳になってもつくんですよ。そして、畑仕事も筋肉がつくことがわかりました。だから、本当は耕運機とか買いたいんですが、買わずにあえて鍬でせっせと耕しています。
林:一石二鳥ですね。
森永:はい。ただ、夏場は畑をやっているから体力を維持できるんですが、問題はいまの時期です。畑の作業がほとんどないので、この3カ月は、筋肉が落ちたり太りやすかったり、危機ですね。
(構成/本誌・直木詩帆 編集協力/一木俊雄)
森永卓郎(もりなが・たくろう)/1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、三和総合研究所などを経て、2006年から獨協大学経済学部教授。専門はマクロ経済学、計量経済学など。経済アナリストとしてメディアで活躍するほか、収集家としても知られ、埼玉県所沢市に私設博物館「B宝館」を開設。『消費税は下げられる!』『森卓77言』『ビンボーでも楽しい定年後』『なぜ日本だけが成長できないのか』など著書多数。最新刊は『長生き地獄』。
※週刊朝日 2022年2月4日号より抜粋