頑張って店を経営したり、朝から晩まで働く人たちが、万引によってどれほど大変な状況に追い込まれ悔しい思いをしているか。気持ちは察するに余りある。過去に犯人とされる写真を店舗内に掲示した静岡県の雑貨店では、「警察に行けと言う人もいますが、解決してくれると本気で思っているんでしょうか。警察だって忙しいから万引程度の事件をそうそう扱ってはくれない。自分で店を守るしかないんですよ」と本音を漏らす。

 ただ、長谷川弁護士の言葉通り、感情的になり過ぎるとさまざまなリスクが生じることも、また現実である。(AERAdot.編集部・國府田英之)

暮らしとモノ班 for promotion
大谷翔平選手の好感度の高さに企業もメロメロ!どんな企業と契約している?