鍵山優真(gettyimages)
鍵山優真(gettyimages)

――今回改善したことは。

 やっぱり気持ち的な部分が一番大きくて、やっぱりいろいろ自分で勝手に背負わせてしまったりだとかしていたので、そこがプレッシャーになっていたんじゃないかなというふうに思ってます。

――何を背負わせていた。

 何だろう、何か勝手に、去年の結果(世界選手権銀メダル)のことだったりとか、いろいろ期待されてる中で、もっと新しい自分を出していかなきゃいけないなって考えていたのが、マイナスの方向でつながってしまったかなと思っています。

――演技前、羽生選手や宇野選手を見ていましたか。

 いや、見てなくて。自分に集中したかったので。今まで周りを気にしすぎてだめになってしまうことが、自分を見失ってしまうことが多かったので、周りが見えてるけど自分に集中するっていうのが一番ベストなので、今日はそれができたかなと思います。

――団体フリーの得点は、自信になってつなげられた?

 そうですね、点数というよりは演技。いいジャンプが跳べたことが、オリンピックでも自分はできるんだぞっていう自信があったので、そこが今日までしっかりと気持ちを持続できたのが良かったです。

――2位発進。

 とてもうれしいことだと思います。でも、まだ競技が終わってないので。気を抜かずにあまりメダルのことは今は考えずに、自分のやるべきことに全力を尽くしたいなと思います。

――あれだけの(団体戦の)フリーを上回るような演技をするのか。

 上回るというより、いつもどおりやるだけだと思うので。いつもどおりやれば、それなりの点数と結果はついてくると思うので、頑張ります。

――昨日、(ビンセント・)ゾウ選手(米)が(新型コロナウイルスに)感染したが、チームジャパンに緊張感や競技への影響はなかったか。

 自分に集中しているので、周りはあんまり気にしていないです。

――オリンピックは楽しいですか。

 楽しめてます。このまま、この気持ちを忘れずに最後までオリンピック生活と、このフィギュアスケートを楽しんでいきたいなと思います。

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