撮影/写真部・松永卓也
撮影/写真部・松永卓也

 現在3歳になる男児を育てるryuchellりゅうちぇる)さんとpecoぺこ)さん。「無理なときは、サボったっていい」「叱っても愛を伝えるのが大事」など、夫婦が発信する“子育て論”に、SNSでは「救われた」「ためになる」など、共感の声も寄せられています。そんな二人が、日々の育児について、交互で語るAERA dot.の新連載「ryuchell&pecoの子育て日記」。今回は、ryuchellさんが語るコロナ禍での子育てと、外で友だちと接することの大切さについて。

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 コロナの感染が広がっていますね。ぼくのまわりにもコロナに感染したり、学校でも感染が出たりして、怖いなと思うことがあります。ママさん、パパさんでも不安に思っている人も多いと思います。

 幼稚園や保育園、学校もそうですが、「子どもを行かせていいのか」って考えている人もいるんじゃないでしょうか。

 家庭の事情で行かせられない人もいるし、仕事の関係で行かせないといけない人もいますよね。基本的にはそれは各家庭がそれぞれで考えて判断すればいいことなんだと思います。「行かせるべき!」「行かせてはいけない!」なんてなると、人を傷づけることになるので、お互いに尊重して、多様になるといいなと思います。

 だけど怖いからといっても、家に閉じこもるのもしんどいですよね。これまで感染が拡大しているときに、「不要不急の外出は控えて」と聞いてきましたけど、2歳とか3歳とか、わんぱくな子と外に出ずに一緒にいるのって、本当に大変ですよね。

 コロナが流行ったのは、息子が1歳半のとき。もう3歳半になって、ぼくなりのコロナとの向き合い方もだんだん定まってきたかなと思っています。

 ぼくの家では、親がやるべき感染対策はやったうえで、子どもを学校に行かせたり、子どもと外に遊びに行ったりしています。親が少し余裕を持って外に出させたほうが、子どもの余裕にもつながると考えています。

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コロナ禍でも子どもにとって大切な時期をどう過ごすか