この時期って、子どもの人格形成にとても重要なときなんですよね。砂場で遊べば、その指の感覚がいい刺激になるし、自然に触れさせて季節を感じてほしい。お花でも虫でも発見したり、雲の流れとかに気づいたりするだけでも、脳が発達していく。誰かお友達に会うだけでも、刺激を受けると思います。

 うちの息子はわりと活発なので、ボール遊びが好きなんです。この間も一緒にサッカーをしました。あと電車も好きで、よく見に行きますよね。ぼくもスポーツが得意だったので、似たのかもしれない。一緒に遊んでます。

 大切な思い出をつくってあげたくて、イベントも大切にしています。

 この間の節分は、ぼくが鬼役で息子が上手に豆をぶつけてきたり、クリスマスのときは、いつもサンタさんが来てくれるホテルに行くんですが、そこでプレゼントをもらうとき「ありがとう」とか受け答えができるようになっていて、成長が見られてよかったなと思いました。

 外に出ていかないと、子どものことってわからないところがあります。

 コロナがはやる前ですけど、ぼくは息子が生まれて、近所の育児支援センターによく行っていたんですよね。

 センターは相性があると思う。スタッフさん、保育士さんも全然違うし、開催しているイベントも特徴があるから。いろいろと自分で行ってみるといいと思います。

 ぼくもいいところを見つけて、ぺこりんもそこで「自然とママ友ができた!」って言っていて。土日にはパパさんも多くて、ぼくもパパ友ができました。そういう人たちとは、公園で会ったりすることも多いですよ。

 一番よかったのは、息子の「おもちゃ選び」ができたことですね。

 同じくらいの年齢の子どもに会えるから、息子が他の子と比べて、何が得意なのか、反対に苦手なのか、というのがよくわかるんですよね。

 息子はキッチンのおもちゃに興味を示したんです。料理をつくったりして、おままごとをするのが好きなんだって気づいたんですよ。それで2歳の誕生日のときにプレゼントしてあげました。いまでも気に入って遊んでいます。

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大切なのは考えをもって取り組むこと