おもちゃって、買ってあげても遊んでくれないってこともあるし、けっこう値段も高かったりするから、どうしようか悩んだりするんですよね。いろんなおもちゃがある中で、気に入っているものに気づいて買ってあげられると、好きなこと、得意分野を家でもしっかりと伸ばすことにつながると思っています。
もちろんおもちゃだけではなく、どの絵本が好きなのか、外で遊ぶのが好きなのか、お歌が好きなのか、いろいろとわかります。
保育園とか学校とは違って、子どもが目の前にいると、子ども同士のコミュニケーションが勉強になったり、どう言ったら子どもに伝わるのか、というのも見えてきたりします。課題が見えてくれば、次のステップに進むことができます。逆にそういった機会がないと、具体的に悩めずに、とどまってしまう。それは子どもにとっても、親にとっても良くないのかなと、思います。
いまは手をしっかり洗ったり、おもちゃを消毒したり、「すぐに口にいれちゃダメだよ」とか、「うがいをしようね」とか、やるべきことを覚えさせるようにしてます。子どもも最初はちんぷんかんだったけど、マスクをとったらどうなるかをしっかりと説明すると、理解してくれるんですよね。反対に「消毒しないとダメだよ」とか注意されたりして。
大変だけど、こういう時期だからこそ、しっかりと考えをもって、対策をして、外で吸収させたいなと思っています。
なんとかこの時期を乗り切っていきたいですね。一緒に頑張りましょう。
(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)