
一休みしたくなったらおすすめなのが「HAPPY LEMON」。本格的中国茶を、果汁や炭酸でわったオリジナルドリンクを販売しています。台湾や中国で1000店以上展開している有名中国茶チェーンとのこと。そもそも台湾では「カフェ文化」が発達しているようで、どこを歩いていても「ここは青山か?清澄白河か?」と感じるような個性的なカフェが至る所にあったのを思い出します。
メニューがたくさんある中から、写真を見てとりあえず、カット檸檬がたくさん入って目立っていた「ハニーレモンジャスミンティー」(Mサイズ・540円)を頼みました。
ちなみにこちらのお店、オーダーする際に、甘さや氷の量を「なし 少なめ 普通 多め」の4段階から選びます。不安だったので、すべて「普通」を選んでみましたが、私には少々甘すぎと感じました。日本人には甘さは「少なめ」か「無糖」でも十分おいしいかもしれません。ただ、そういう失敗も、初めてきた外国でやりがちなこと。台湾のタピオカドリンク店で、注文の仕方がわからず、適当に指差し注文したら、真っ黒な飲み物が出てきたことを思い出して、懐かしくなりました。
ほかにも、台湾の石鹸や化粧品が変える「阿原YUAN」、インスタントラーメンやドライフルーツが購入できる「誠品生活市集」なども入っています。台湾グッズに興味がある方にはたまらない空間でしょう。
【DATA】
誠品生活日本橋
住所:東京都中央区日本橋宝町3-2-1COREDO宝町テラス2階
営業時間:11:00~20:00(時期によって変更あり)
休:なし(不定期)
本場よりも洗練されている? 台湾定番デザート・豆花
次に地下鉄で向かったのは東京メトロ・小川町駅。神保町の外れというか、ビジネス街のイメージが強いこの街。お目当ては、台湾デザートの定番・豆花の店「東京豆花工房(とうきょうまめはなこうぼう)」です。
『おで台』の写真を見ると、白い箱のような小さなお店。こんな味も素っ気もないビジネス街に本当にあるのかな? と半信半疑で歩いていくと、駅から徒歩3分で見つかりました。しかも以前、取材で訪れたことがある某著名作家御用達のお蕎麦屋さんのまん前です。有名蕎麦屋といい、豆花といい、小川町は特別な外食需要のある街なんでしょうか? ……そんなことより、豆花です。