もし、強制するような親の元で暮らしているなら、さっさと「距離を取ること」しかありません。
カルト宗教を信じ込んでいるような人は、「勧誘して信者を増やすことは相手を幸せにすることだ」と本気で洗脳されてしまっています。
それを説得したくなる気持ちもわかりますが、なかなか洗脳は解けません。残念ですが、それが現実です。
そもそも「親と子どもで同じ宗教を信じる必要はない」ということがどんな宗教においても当たり前なのに、日本人はその意識が薄いんですよね……。
今後の日本の「行く末」が決まる
オウム真理教は、テロ行為をおこなったことで社会的制裁により潰されました。残った団体も、かなり厳しく監視されている状態です。あれだけの事件性があれば、国が動くのも当たり前です。
しかし、旧統一教会は、政治家と仲良くし、票を配ったり、無償で選挙活動を手伝ったり、秘書を与えたりすることで、密接な関係性を築いています。
いま日本では、選挙に行く人がどんどん減っていっています。すると、どういうことが起こるでしょうか。
宗教の組織票の影響力が強くなってしまうのです。それにより、政治家をバンバン送り込むようになっていくでしょう。
さて、ここから先の3年間、日本では大きな国政選挙がありません。いまのカルト団体の問題を受けて、今後、自民党がどう動くのか。日本人1人1人がどんな判断をするのか。それにより、日本の行く末が決まると思うのですが、それでもあなたは「カルト団体とは無関係だからどうでもいい」と思いますかね?