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 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の3代目ヒロイン・ひなたを演じ、毎朝お茶の間をほっこりさせている川栄李奈さん。そんな川栄さんに、朝ドラファンの作家・林真理子さんが、迫ります。

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川栄李奈が語る「カムカム」最終回 「5回は見直したい、すごい終わり方」】より続く

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林:私、「カムカムエヴリバディ」が終わっちゃったら、何を楽しみに朝起きればいいんだろうという感じですよ(笑)。「朝ドラ」って、見てる人に半年間寄り添うから、3カ月で終わる週1のドラマとは、思い入れがぜんぜん違いますね。

川栄:そう思います。私は18歳から始まって、最後60歳ぐらいまで演じるんですけど、そんな長い期間演じるって「朝ドラ」ぐらいしかないと思うので、その振り幅を自分自身も逆に楽しんでいます。

林:いま、ずっと大阪なんですよね。お食事なんかどうしてるんですか。

川栄:なんかそこらへんにあるものを……。

林:そこらへんにあるもの?(笑)

川栄:コンビニとか、買いだめしてたものとか、NHKの食堂に行ったりして。

林:自分でつくったりもするんですか。

川栄:はい、お休みの日にはつくったりとか。

林:共演者の皆さんと食べに行ったりはしないんですか。

川栄:できていないですね。このご時世なのでなかなか行けてなくて、みんな「落ち着いたら行きたいね」とは言ってるんですけど、なかなか……。

林:話が変わりますけど、川栄さんはオーディションで「朝ドラ」のヒロインを勝ち取ったそうですね。

川栄:はい、オーディションを受けさせてもらいました。

林:川栄さんは大河ドラマにも二つ(「いだてん~東京オリムピック噺~」「青天を衝け」)お出になってるし、これだけお名前があるのに「オーディション受けろ」と言われて、ちょっとムッとしなかった?(笑)

川栄:「朝ドラ」のヒロインになりたいという夢はずっと前からあって、AKB48にいたときからオーディションは受けさせてもらっていたんです。私はオーディションに落ちたその悔しさで「頑張ろう!」と思える人間なので、「朝ドラ」もいままで5回受けて落ちてきて、そのたびに悔しくて、「次は絶対やってやろう!」と思ってきました。

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