(3)「マインドフルネス」の習慣を身につける
 マインドフルネスは、自分の今感じていることや考えていることをオープンな気持ちでそのまま受け入れる力です。
 自分に評価の目を向けるのではなく、ありのままを受け入れる。
 自分のありのままを受け入れるということは、必要以上に自分を過保護に擁護したり、ナルシストになるということではありません。
 ありのままの傷ついた自分を受け入れて、優しく癒してあげることがセルフ・コンパションの力の源なのです。

 何か辛いことがあったときも有効ですが、毎日のマインドフルネスの習慣に取り込んでいくのがお勧めです。

 自分の心と優しく向き合うことが、自己肯定感を育てていく鍵になります。

星友啓(ほし・ともひろ)
1977年生まれ。スタンフォード大学・オンラインハイスクーる校長。哲学博士。東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。その後渡米し、スタンフォード大学で哲学博士を取得。オンライン教育の世界的リーダーとして活躍。

暮らしとモノ班 for promotion
「集中できる環境」整っていますか?子どもの勉強、テレワークにも役立つ環境づくりのコツ