カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
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 キャンプで女子会やソロキャンプ、テントの設営と食事が提供されるグランピングの流行、キャンプ芸人の登場などキャンプはブームを超えてカルチャーに。お笑い芸人のカンニング竹山さんの趣味のひとつもキャンプ。ゴールデンウイークも1日だけキャンプの予定がある竹山さんが「テレビや雑誌で紹介するキャンプに騙されてはいけない!」と言う。

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 ゴールデンウイークにキャンプというのはまずおススメしないです(笑)。なぜかというと、どこも混み混みだから。でも、僕もゴールデンウイークに1日だけキャンプに行きますが。

 キャンプは小さい頃は子ども会でキャンプに行ったり、高校時代は友達同士で野営みたいな感じ。その頃はみんなで一緒にいるのが楽しかった。「いつか大人になったら自分でキャンプに行ってみたいな」とずっと思っていた。

 キャンプを本格的に始めるきっかけは、藤井フミヤさんと木梨憲武さんとヒロミさんとキャンプ場で特番のロケがあったから。その時にイマドキのキャンプを見て、いままで見たことがないテントが張ってあるし、ゴールデンレトリバーを連れている方がいたり……「なんだコレ!」と思った。ロケの合間に、キャンプをしているご夫婦にあれこれ聞きに行ったんです。キャンプ道具を紹介してもらって、その進化と充実ぶりに「うぁ~コレ楽しいな~やりたい!」と思った。

 見よう見まねで買い過ぎくらいキャンプ用品を買ってしまった。ちょうど、単独ライブ「放送禁止」の稽古中というのもあって、ネットでキャンプ用品を買いまくってストレス発散していた。今、何にも買わないんですけど(笑)。

 そもそも、何でキャンプがここまで流行ったかというと、ひとつはコロナ禍ですよね。キャンプ道具が昔よりも手に入りやすくなった。ホテルや旅館に宿泊する旅行よりも安くすみ、子どもたちは喜ぶ。あとは、SNSの普及ですよね。動画を発信する人たちが増えて「私もやってみた!」となった。

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「時間」を楽しむのがキャンプ