
「あーこぼしちゃった?全然大丈夫だよ、こんなの。逆に俺もいつもこぼしちゃってごめんね!……君への……愛」(平野)
「大丈夫? 濡れてない? 平気? そっか。でも、よかった。引っ越してきて……早速、思い出できたね」(永瀬)
会場は大喜びだったが、次に、ジャケット・短パン・ハイソックス姿の「キュンキュン界のラスボス」(神宮寺)が姿を現すと、この日一番の拍手が巻き起こる。
伝説のラブコメ「花より男子」に登場する花沢類になりきった“ジグザワルイ”こと神宮寺は、名言「まーきのっ」を披露。お題に対し、「おい牧野、ちょっとこぼしちゃったか? ふっ、大丈夫。これもいい思い出になったし……俺からの愛が、こぼれたってことだな」と応じると、メンバーからは「盗作だよね? キャラも盗作だし」「ドヤ顔でバグってたねえ」と非難が殺到した。
最後に登場したのは、ハンバーガーの衣装をまとったバガハシカイトこと、高橋。キュンプリに入部したい応募生の設定で、「ママに、これ着てけば入部できるって聞きました。インパクトが大事ってママが言ってました」と説明した。
高橋へのお題は、「彼女が思わずプッとおならをしちゃったときのフォローの一言」。すると、「おっと! 今の音色は、ドレミファ……ファのシャープだね。いい音色を奏でてるねえ。あ、ちょっと待って僕も。プププ~♪(シンデレラガールのメロディを口ずさむ)……伝わった?」(高橋)
会場はあたたかい拍手に包まれ、永瀬は「5万人の牧野がOK言ってるで」と入部を承諾。めでたくキュンプリが5人となったところで、愉快なムードそのままに、次の曲「フィジャディバ グラビボ ブラジポテト!」がスタートした。
巨大な東京ドームでも、メンバーは終始、“今ここにいるすべてのティアラ”への心配りを忘れなかった。
平野は、「ちゃんと上のほうのみなさんまで見えてますからね、ご安心くださいね。そっちから見ると遠く見えると思うんだけど、意外とこっちからのほうが近く見えんの。トリックアートみたいな感じなのかなあ」と独特な解釈を交えてファンに寄り添う。