先日、競馬中継の途中でCMが入ってしまったことがニュースになったけど、テレビはスポンサー企業からお金をもらって制作しているから、決められた時間に決められたCMを入れないといけないからそういうもの。でも、見る方からしたら競馬の疾走中にCMが入ってしまうなんて「ふざけんなよ!」なわけでしょ。よく考えると、有料チャンネルじゃないからそういうことがあっても仕方がない。そのニュースを見た時に、番組を見る側は、より自分の都合のいい方法で視聴するように今後も加速していくんだろうなと思った。
僕は古い考えの人間だから、番組がどこで流れても同じ時代に突入しているとはいえ、やっぱり地上波のテレビに出たいんですよ。テレビに憧れて、この世界に入ったから。でもそれは、オジサンの考えなんだと最近すごく思う。
テレビに出ていない芸能人もいるけど、YouTubeに進出したりして、芸能界から消えた感じがしないですよね。昔は地上波に出ていないと「消えた芸能人」「あの人はいま」みたいな扱いだった。地上波の画面で見ていないだけど、違うところでガンガン出ていて人気な人もいる。ひとつの事例で言うと、宮迫博之さんなんかいい例ですよね。いわゆるテレビという存在が、変わりつつあるではなく「変わっちゃった」ですね。
■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。オンラインサロン「竹山報道局」は、昨年4月1日から手作り配信局「TAKEFLIX」にリニューアル。ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録